SNS広告で体験授業申し込み4倍増加!滋賀の個別指導塾が成功した集客施策

目次
お客様紹介
- 会社名:スタディプレイス
- 所在地:滋賀県大津市
- 業種:学習塾
- 事業内容:小中学生向け個別指導、受験対策講座の提供
背景・お悩み
スタディプレイスでは、口コミやポスティングを主な集客手段としていましたが、近年では問い合わせが減少し、新規生徒の獲得が課題となっていました。
代表を務める田中美穂さんは次のように語ります。「競合の増加やオンライン学習の普及で、地域密着型の塾が選ばれにくくなっています。特に若い保護者層へのアプローチが難しく、どうすれば認知度を上げられるのか模索していました。」
広告運用のノウハウ不足
- Google広告やSNS広告を試したいが、効果的な設定方法がわからない
- どのプラットフォームが自塾に適しているのか判断できない
時間とリソースの不足
- 教室運営と両立できる広告運用が難しい
- 専任スタッフがいないため、継続的な施策が進まない
予算配分への不安
- 限られた広告予算で最大限の効果を出す方法がわからない
- 無駄な出費を避けつつ、効果を実感できる施策を求めていた
実施内容
1. SNS広告で認知拡大と体験授業の促進
Instagram広告を活用し、滋賀県大津市周辺の保護者層にリーチするため、以下の施策を実施しました。
- ターゲティング設定の精緻化
- ターゲティングの設定では、地域の30~50代の保護者層を詳細に分析しました。
まず、大津市およびその周辺地域に住む子どもを持つ家庭をデータ分析し、学習塾や教育関連サービスに関心のある層を特定しました。
特に、過去に学習塾や受験対策に関するオンラインコンテンツを閲覧したり、教育関連の投稿に「いいね」やコメントをしたりしているユーザーに注目し、彼らがどのような情報を求めているのかを分析しました。
これにより、単に子どもを持つ保護者という大枠ではなく、実際に塾を探している可能性が高いユーザー層を絞り込むことができました。
さらに、ターゲティングの最適化を行うためにABテストを実施しました。具体的には、異なる年齢層の保護者に向けた広告を配信し、どの年齢層が最も反応が良いかを検証しました。
例えば、30代の保護者向けには「今から始める受験対策」というメッセージを強調し、40~50代の保護者には「基礎学力をしっかり固める個別指導」といった内容の広告を作成しました。
さらに、広告のクリエイティブ要素(画像・動画の種類やテキストの違い)を複数パターン用意し、どの組み合わせが最もクリック率や問い合わせ数を増やすかを分析しました。
テストの結果、実際の授業風景や講師と生徒のやり取りを映した動画が、静止画よりも高いエンゲージメントを獲得することが判明し、今後の広告運用において動画広告を優先的に活用する方針を決定しました。
このように、ターゲティングの設定から効果測定・改善までの一連のプロセスを徹底し、より精度の高い広告運用を行うことで、実際に塾を探している保護者に効率よくリーチし、問い合わせや体験授業の申し込み数を最大化することができました。
- クリエイティブの強化
- 広告のクリエイティブ面では、視覚的な要素と内容の両方を強化することで、ターゲットとなる保護者層の関心を引きつけ、信頼感を醸成することを目指しました。
まず、教室風景の写真撮影では、明るく清潔感のある教室内の様子を捉えることで、保護者に安心感を与えることを意識しました。
生徒が集中して学習している姿や、講師が熱心に指導しているシーンを撮影し、塾の真剣な学習環境を視覚的に伝えました。
これにより、塾内の雰囲気や学習環境を具体的にイメージしてもらうことができ、保護者の信頼感を高める効果がありました。
さらに、広告のテキスト部分でも、保護者の関心や悩みに寄り添ったメッセージを盛り込みました。
例えば、「お子様の学習意欲を引き出す個別指導」「志望校合格を目指す徹底サポート」など、具体的なメリットやサポート内容を強調することで、保護者にとっての価値を明確に伝えました。
これらのクリエイティブ強化の取り組みにより、広告の視認性や訴求力が向上し、ターゲットとなる保護者層からの関心を高めることができました。結果として、体験授業の申し込みや問い合わせの増加につながりました。
- 広告の効果測定と最適化
- 広告運用の効果を最大化するためには、定期的な効果測定とデータに基づく最適化が不可欠です。
私たちは、広告配信後のパフォーマンスデータを継続的に収集・分析し、必要に応じて戦略やクリエイティブの調整を行いました。
データを日別、週別、月別に分析することで、広告の効果が時間とともにどのように変化しているかを把握しました。
特に、特定の広告クリエイティブやターゲティング設定がどの程度の効果を上げているかを詳細に検証し、効果の高い要素を特定しました。
次に、広告の配信時間帯や曜日ごとのパフォーマンスを分析しました。平日の夕方から夜間にかけてや、週末の午前中など、保護者がSNSを閲覧する傾向が高い時間帯に広告のパフォーマンスが向上することが分かりました。
この知見を基に、効果の高い時間帯に広告予算を集中させることで、限られた予算内で最大の効果を引き出すことができました。
また、広告のクリエイティブやターゲティング設定に関しても、ABテストの結果やパフォーマンスデータを基に継続的な改善を行いました。
例えば、特定の画像や動画が他のものよりも高いエンゲージメントを獲得している場合、その要素を他の広告にも取り入れることで、全体のパフォーマンス向上を図りました。
逆に、パフォーマンスの低い広告については、クリエイティブやターゲティングをより明確にアピールしました。
さらに、保護者が感情的に共感しやすいストーリー仕立ての動画も制作しました。例えば、「苦手だった算数が楽しくなった生徒の成長記録」や、「受験前の不安を克服し、自信を持って本番に挑む生徒の様子」などを描き、視聴者に感動や共感を与える内容にしました。
これにより、単なる広告ではなく、保護者が「この塾なら安心して任せられる」と思えるような信頼感の醸成を図りました。
また、広告に使用するテキスト(キャッチコピーや説明文)についても細部までこだわりました。
塾の特徴や強みを明確に伝えるため、「個別指導でしっかりサポート」「1人ひとりの学習ペースに合わせたカリキュラム」「無料体験授業受付中」といったフレーズを使用し、直感的に塾の魅力が伝わるようにしました。
2. Google広告によるターゲット層へのアプローチ
「大津市 個別指導塾」「滋賀 学習塾」などの検索キーワードで広告を配信し、新規問い合わせを促進しました。
- キーワード選定と広告文作成
- Google検索広告では、ターゲットユーザーが実際に検索しそうなキーワードを徹底的に分析し、最適なワードを選定しました。
具体的には、Googleキーワードプランナーを活用して「大津市 学習塾」「滋賀 個別指導」など、地域名と塾の特性を掛け合わせたキーワードを抽出しました。さらに、過去の検索データを基に、検索ボリュームが多く、かつコンバージョン(問い合わせや体験授業申し込み)に繋がりやすいキーワードを優先的に使用しました。
広告文の作成では、単に「学習塾を探している方へ」といった一般的なメッセージではなく、より具体的な訴求ポイントを前面に出しました。
「個別指導でお子様の学力向上をサポート」「体験授業無料受付中」「1人ひとりに合わせた学習プラン」といったフレーズを用いることで、保護者の関心を引きつけ、クリック率を高める工夫を行いました。
さらに、ABテストを実施し、異なる広告文のパフォーマンスを比較しました。
その結果、「無料体験受付中」や「少人数制で丁寧な指導」といった具体的なメリットを強調した広告が最もクリック率とコンバージョン率が高かったため、それらの表現を中心に最適化を図りました。
- 費用対効果を追求した運用
- Google広告の運用では、限られた広告予算内で最大の効果を出すことが求められます。
そのため、クリック単価(CPC)の調整を細かく行い、無駄な費用を削減しながら、よりコンバージョンに結びつくユーザーへの配信を最適化しました。
特に、広告の掲載順位やクリック率を日々分析し、成果の良いキーワードに予算を重点的に配分しました。
例えば、「大津市 個別指導塾」と「滋賀 進学塾」の2つのキーワードを比較した際、前者の方が体験授業の申し込みに繋がりやすいことが分かったため、そちらに優先的に予算を投じるといった調整を行いました。
また、デバイスごとのパフォーマンスにも注目し、スマートフォンとPCでのクリック率やコンバージョン率を分析しました。
結果として、保護者の多くがスマートフォンを利用して情報を検索していることが判明したため、スマホ向けの広告フォーマットを最適化し、クリックしやすいボタン配置や、ランディングページの読み込み速度向上を図りました。
- ターゲット層へのリーチ強化
- 新規の問い合わせ数を増やすため、単に広告を表示するだけでなく、ターゲット層にしっかりと響くような施策を組み合わせました。
まず、広告のランディングページ(LP)を最適化し、「体験授業申し込み」「受験対策コース」などの具体的なサービスを強調しました。特に、無料体験授業の流れを分かりやすく説明し、申し込みボタンを目立つ位置に配置することで、スムーズに申し込みへと誘導できるよう設計しました。
さらに、リマーケティング広告も活用し、一度サイトを訪れたものの申し込みに至らなかったユーザーに対して、再度広告を配信しました。例えば、体験授業のページを閲覧したが申し込まなかったユーザーには、「今なら無料体験授業受付中!」「残り〇名様限定」といったメッセージを表示し、再訪問を促しました。この手法により、サイト訪問後のコンバージョン率を向上させることができました。
また、広告の配信スケジュールも最適化し、保護者が情報収集をする時間帯に合わせて広告を配信しました。特に、仕事終わりの19時以降や週末の朝に検索行動が活発になることがデータ分析で分かったため、その時間帯に広告の入札額を高める戦略を採用しました。これにより、限られた予算の中でも効果的にターゲット層へアプローチすることができました。
取り組みの成果
SNS広告経由での体験授業申し込み数が月5件から20件に増加(4倍)
Google広告経由での問い合わせ数が月間8件から18件に増加
体験授業イベントの参加者数が50%増加
お客様の声
「これまで長年、口コミやポスティングを中心に集客を行ってきましたが、近年では新規のお問い合わせが減少し、特に若い保護者層へのアプローチに苦戦していました。『どうすればSNSやWEB広告を効果的に使えるのか』『広告費をかけても成果が得られるのか』といった不安を抱え、具体的な対策を進められないままでした。
BUZZ BUSさんに相談したところ、最初に現状の課題や目標を細かくヒアリングしてくださり、広告運用に対する不安を丁寧に解消してくださいました。まずはInstagram広告の活用を提案され、教室の雰囲気や指導風景を紹介するクリエイティブを一緒に考えていただきました。初めての広告運用でしたが、動画や写真の見せ方、ターゲット層に響く文言まで具体的なアドバイスをもらえたので安心して進めることができました。
特に印象的だったのは、広告の効果がすぐに実感できた点です。『Instagramで広告を見て興味を持ちました』というお問い合わせが増え、体験授業への参加者が大幅に増加しました。また、Google広告では『大津市 個別指導塾』など地域特化型のキーワードを活用した結果、地元で塾を探している保護者の方々に効率的にリーチすることができ、新規受講生の獲得に直結しました。
さらに、広告運用中の進捗や成果が定期的に報告されることで、どの施策が効果を発揮しているのかが明確になりました。広告費の内訳やクリック数、コンバージョン率など、専門的なデータをわかりやすく説明していただけるので、施策の改善ポイントもスムーズに把握できました。『広告運用は難しそう』という先入観がありましたが、BUZZ BUSさんのサポートのおかげで手間なく、安心して取り組めています。
今では、集客の手段が広がったことで、新しい挑戦への意欲も湧いています。次は、YouTubeで教室の紹介動画や受験対策のノウハウを発信することで、さらに認知を拡大したいと考えています。その際も、BUZZ BUSさんに引き続きサポートをお願いしたいと思っています。」
— スタディプレイス 代表 田中美穂
バズバスが選ばれた理由
今後の展望
スタディプレイスでは、広告施策をさらに発展させるとともに、SNSを活用した新しい教育コンテンツの発信を計画中です。今後も地域密着型の教育機関として、保護者や生徒の信頼を得るための活動を続けていきます。
BUZZ BUSは、引き続きスタディプレイス様の成長をサポートし、より多くの成果を生み出すお手伝いをしてまいります。